去る11月30日、12月1日に、大阪あべのハルカスにて第33回肝類洞壁細胞研究会学術集会を開催させていただきました。格段のご高配を賜り誠にありがとうございました。100名近くのご参加をいただき盛会のうちに幕を閉じることが出来ました。また嬉しいことに14名の先生に新規入会をいただきました。
特別講演の末松誠先生、大谷直子先生には最新の知見をご発表いただき、また、フロアから予定時間を過ぎてもなお活発なご討議をいただきました。ランチョンやイブニングセミナーの講師の先生方には臨床における最新のトピックスを基礎研究者にもわかりやすくご発表いただいたと存じます。今回の目玉の一つとして企画いたしました若手研究者ワークショップでは、まさに次代のリーダーとなる先生達から臨床と基礎の橋渡しとなる素晴らしいご発表をいただきました。5つのセッションを設けました一般演題のうち特に優れたご発表を初日、2日目とそれぞれ1名ずつ顧問の織田正也先生、岡崎勲先生に選定していただき優秀演題賞として授与いたしました。第1日目は北里大学の伊藤義也先生が、2日目は東海大学の柳川享世先生がそれぞれ受賞されました。これは本研究会初の試みでしたが、次回からも研究奨励賞として継続することが世話人会で決定したこともご報告いたします。
懇親会は発表会場と同じフロアで行ったため、多くの先生にご参加いただけました。短い時間ではありましたがハルカスからの夜景を眺められるレストランにて大阪地酒や大阪銘菓などをご提供いたしました。また山梨大学名誉教授 藤井秀樹先生から寄贈していただいた選りすぐりの山梨産ワインと大阪産ワインの味比べもお楽しみいただけたのではないかと存じます。
2日間にわたる質の高いプログラムで開催できましたことは、ひとえに参加していただきました研究者の先生方ならびに世話人・幹事の先生方のお陰と存じます。この場をお借りして御礼を申し上げます。また、学術集会運営に尽力してくれました教室員にも感謝いたします。
末筆ではありますが皆様の益々のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。