第28回肝類洞壁細胞研究会学術集会
ご 挨 拶 (第28回肝類洞壁細胞研究会学術集会を終えて)
第28回肝類洞壁細胞研究会学術集会 当番世話人
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 消化器・肝臓内科学 
山本 和秀
 平成26年12月13日-14日にアークホテル岡山におきまして、第28回肝類洞壁細胞研究会を開催させていただきましたところ、91名もの先生にご出席いただき盛況の内に終了することができました。ご出席いただいた先生方に厚く御礼申し上げます。また、原 英二先生には、「細胞老化と肝がん:腸内細菌の関与について」というタイトルで特別講演をしていただき誠に有り難うございました。会員の先生方に深い感銘を与えた特別講演であったと思っています。
 最近C型肝炎治療に目途が立ったこともあり、肝臓病研究は新たな展開を見せています。特に、わが国を始めとする先進国において問題となっている非アルコール性脂肪性肝疾患では、この研究会が研究対象としている肝類洞壁細胞が病態と深く関わっています。この研究会から新しい発見がなされ、研究会が益々発展することを祈念して、ご挨拶とさせていただきます。皆様には大変お世話になり有り難うございました。