このたび、2025年(令和7年)7月26日(土)・27日(日)に北海道大学医学部フラテホールにて、第39回肝類洞壁細胞研究会学術集会を開催する運びとなりました。
本研究会は 1987年に発足し、肝類洞壁を構成する細胞群の形態学、細胞生物学を主なテーマとして、肝臓の生理・病理・病態を、特に臨床に則したテーマで議論することを目的としております。この30年間で肝臓病学も大きく進歩し、最近では DAA製剤の臨床導入によりウイルス性肝炎を中心としたわが国の肝臓病治療は分岐点に来ております。一方で肝類洞壁を含む非実質細胞は、様々な形で炎症、線維化、脂肪化、癌化などの病態に深く関わっており、解明すべき病態や、診断・治療など残された課題が多く残されております。特に増加傾向にある NASH の病態解明や治療、また肝再生医療の面でも類洞壁細胞研究が一層注目されているところです。本研究会では、多くの肝疾患患者の予後改善へと繋がる未来へ向けた新しい研究の息吹が感じられる学術集会になることを期待しており、鋭意努力して参る所存です。
今回の研究会は、第32回肝細胞研究会との直列開催となり(7月25日(金)、26日(土))、普段の会より多くの参加者をお迎えする予定です。
全国から多くのみなさまにご参加いただき、活発な討論が行われることを期待しております。
会 期: | 2025年7月26日(土)・27日(日) |
会 場: | 北海道大学医学部学友会館「フラテ」 |
開催形式: | 現地開催(予定) |
当番世話人: | 坂本 直哉 |
学会事務局: | 北海道大学大学院医学研究院内科学講座消化器内科学教室 〒060-8638 北海道札幌市北区15条西 7丁目 |
運営事務局: | 日本コンベンションサービス株式会社 |
問い合わせ先: | 〒100-0013 東京都千代田区霞が関 1-4-2 大同生命霞が関ビル 14階 Mail: hsrj39@convention.co.jp |